BIOSYS北カレリア国際成長エコシステムが視察団のために充実した会合・視察プログラムを企画
文:森山奈保美
2025年5月18日、BIOSYS北カレリア国際成長エコシステムは、北カレリア地域評議会と森林バイオエコノミーに関する覚書を締結している長野県伊那市から視察団を迎えました。視察団の団長を務める白鳥孝市長は、2019年と2023年にもヨエンスーを訪問しています。今回の視察には、市議会の議長・副議長、市職員(農林・商工・教育部門)、信州大学教授、市内の企業の経営者や小学校の教育関係者など、合計18名が参加しました。
伊那市からの視察団は、国鉄(VR)に乗ってヨエンスー駅に到着しました。澄み渡った青空からは強い日差しが降り注いでいましたが、空気は穏やかで、心地よい涼しさが一行を包みました。
今回の視察の主な内容は次の通りです。
- 北カレリア地域評議会にて、林業、エネルギー、教育・青少年分野の専門家によるブリーフィングに参加
- フィンランドの伝統であるサウナの歴史や特徴、健康効果について学び、スモークサウナと電気サウナを体験
- 森林を活用した初等教育プログラムを視察し、教員と意見交換
- 最先端のイノベーションを活用している林業分野のベンチャーと交流し、ビジネス機会を模索
- フィンランド自然資源研究所(LUKE)や東フィンランド大学との連携強化に向けた協議に参加
BIOSYS北カレリア国際成長エコシステムは、今回の視察で行われた会議や対話が実り多いものだったこと、参加者が今後も交流を続け、北カレリアと伊那市のさらなる発展に向けて、新たな機会を模索していくことを心より願っています。





















写真:森山 奈保美
The BIOSYS North Karelia International Growth Ecosystem is run by Natural Resources Institute Finland / Luonnonvarakeskus as a project lead, the Regional Council of North Karelia Pohjois-Karjalan maakuntaliitto, University of Eastern Finland and MKN Itä-Suomi | Rural Women´s Advisory Centre (RWAC) of Eastern Finland. The project is funded by Renewing and Competent Finland 2021–2027, EU Regional and Structural Policy Programme’s Just Transition Fund – JTF, and Regional Council of North Karelia.
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